ご心配をおかけしています。
私は元気です。でも、色んな不安で生きた心地がしないのも正直なところです。
東京在住の自分でさえこんな心境なので、現地の方の不安は想像に余りあります。
頑張れ、日本!!!日本人の心に光りあれ!
心の底からそう祈らずにいられません。
人を暗くされる、悲しくさせることは一切書かないというのが私の主旨なのですが、今は元気なことを書けそうにありません。何を隠そう、己が落ち込んでいるからです(笑)
しかし、今でしか考えられないことも多いし、今だからこそ出来ることはあるので「いま」自分なりに表現したいと考えるに至りました。
原発に対しては電力会社や日本政府両方の発表だけではかえって不安で堪らなくなるので、自分なりに楽観派とネガティブ派、両方からの意見を読んで調べています。
「情報が少ない程デマが増える」のは歴史上証明されていることなのに、今の日本のお偉いさんの一部には、昔ながらの「国民は国に従っていたら、それでよい」の古き時代と現在を錯誤している方がいるのでは?そんな危惧もあります。
朝起きたらすることは、原発の関連ニュースと電車の運転状況を調べることです。
仕事場にたどり着けたものの、帰れる保証はないので鞄に下着を潜ませています(笑)
通勤ルートは毎日変わります。無?計画停電のためです。
スーパーはテレビの報道そのままです。食品棚には食品がありません。開店直後の少しの間はあるようですが。トイレットペーパーは売っているのを見ていません。
前回、日勤の後職場に泊まざらるを得なくなって(地震2日目、12日)困ったのはそれでした。近くに大型スーパーがありますが既におにぎりが無くて、弁当は揚げ物の類しかなく、総菜ものはコンタミが怖くて買えませんでした。この地点では、まだ「レンジでご飯」は売っていましたが、私は『白米168円』というのを購入しました。
職場に宿泊した日勤の翌日(12日)は夜勤でしたが、栄養士さんの御好意で調理師さんと協力して、わざわざ私専用の「小麦抜き晩ご飯」を作ってくれました。病院の食事など(職員用)食べる機会が私にはないだろうと諦めておりましたので、ささやかな嬉しさを感じつつ(笑)美味しく頂きました。
一部に都内住民に対する「買いだめ」の批判がありますので書いておきます。
自宅近くには二箇所のガソリンスタンドがあります。昨日のお昼、夜勤から帰ってきて窓から眺めたら、端まで見えないので判りませんでしたが確かにすごい行列でした。でも少なくとも私の周囲には買いだめしている人は居ません。車通勤だがガソリンがなく「チャリ通勤」をせざるを得なくなった人は居ます。
お米は、いつのタイミングで見てもスーパーには在庫がありません。仕事仲間の情報によると、通勤途中で昔ながらの「お米屋さん」を覗いたら、売っていたらしいです。
我が家は「超・日本人的」な米食三昧家なので減りが早いです。ネットではまだ在庫がありましたので昨日注文しました。
他、電池もありません。あ、四角い電池(名前は何て言うんだろう)は1個残ってました。
単4も8個一組がレジ近くに残ってました(昨日)。
カップラーメンは地震翌日はありましたが、今はありません。その当日(12日)夕飯を探しに同じく職場でお泊まりしていた先輩と、(夜勤の際の)食料を求めスーパーやコンビニを散歩したんですが、お弁当はありませんでした。でもカップラーメンは「特設会場」みたいに陳列され、普段なら170円位?のものが120円台で売られていました。
粋な計らいに、少しほっとした瞬間でした。
冷凍食品も在庫が少なかったです。パンの陳列も空っぽでした。(おととい16日現在)
ウチは電気とガスが使える限りは手作りしかないので、普段と同じ食習慣を送っています。
トイレットペーパーは全く売っていません。我が家もピンチです(苦笑)
たぶん、昔の「オイルショック」の時と酷似状態のことが起こっています。自分は赤ちゃんだったので記憶にありませんが。
正直に言わせて頂くなら私も買いだめ行為に疑問を感じます。もし停電したら食べきれなかった冷凍食品が腐っちゃうだろうし、カップラーメンは保存は利くものの、もしお湯が使えなかった場合もポリポリと食べられるから買うのだろうか?とか、ガソリンはタクシーや運送業者など、都内でも仕事上不可避な方はいるから、そんな場合に限って販売することが出来ないんだろうか?とか。
ウチには愛鳥オカメインコがいるので、もし避難となると避難所では一緒にいられず車での待機が決定的だけど、とりあえず今は事故は起こっていないわけで。
守るべき優先順位があるのでは、と個人的には考えています。
「日本のお金が、紙切れになるということはないの?」と経済を勉強している人間に聞いてみましたら、「それはない」と一笑に付されてしまいました(笑)「日本はしっかりとした土台があるから、それはない」と。その土台を築いた方々始め、これからの将来がある方々、愛する町への思い、震災で多くが流れていきました。
命からがら生き残った方々も、絶え間のない不安にいらっしゃることと思います。
私は医療者なので、現場の方が不眠不休で代わりの人材もなく、むしろ自分が倒れそうな状況の中で活動をされているだろう現況を考えると、泣けてきます。
崇高な活動をしている皆さまにエールを送りたいです。ありがとうございます。
日本人の心に光りあれ!
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コメント一覧 (2件)
たいへんご無沙汰しています、りーすけです。
くり坊さん、ご無事でなによりです。
私も11日は都内の職場におり、机の下で「とうとう関東大震災きちゃった・・・」と
青くなっていました。
そして実は震源地が遠かった事とその規模を知り、更に青くなりました。
電車は夜中に復旧したものの、駅の状況も分からず、
余震が続く中もし電車に缶詰になったら?と思うと帰れず職場に1泊。
幸い自宅は小物が倒れているくらいで特に被害はありませんでした。
自宅は埼玉東南部で停電対象地域のため、無?計画停電には振り回されっぱなしですし
地震酔い(下船病と言うらしいですね)もなかなか治まりませんが
自宅や親しい人を亡くした被災地の方々のことを思うと、これくらい、と思います。
私も本当にいろいろ考えさせられました。
アレルギー持ちの視点で言えば、私もくり坊さんと同じく何もなくなったコンビニで
呆然としつつ買った、パックご飯と1つ残った豚汁が夕飯になりました。
自宅には多少の備えがあるものの、あまりに無防備だったと反省しきりです。
スーパーからお米が消えたのも、とても不安な気持ちになりました。
現状でこの有様なわけですが、もし本当に関東大震災がきて
甚大な被害を受けた場合は一体どうなってしまうのでしょう?
そう思うと原発含めた不確定要素満載の現在、いくら備えても足りないような気持ちになり、
不安で買占めをする人の気持ちが私は分からなくないです。
(ただそれを実際するのは別)
日本のお金が紙切れになることはないかもしれませんが、
経済的にかなりの打撃を受けたのは確かだと思います。
取引先の中には被害を受けて現在も休業中の企業が複数あります。
勤務先は外資系なのですが、東京にあった本国の大使館は
早々に関西に移転してしまいました。
私の勤務先が移転し失職するのも、おそらく時間の問題だと思います。
そしてこのような例は一部ではありません。
それから停電。
首都圏の停電対象地区では毎日変わる停電時間に翻弄され、
多いと1日6時間(待機時間含めると7時間20分)以上、企業活動が停止している現実があります。
工場やスーパーが停止すれば、売上はもちろんそこで働く人の収入も激減します。
自粛ムードとあいまって、経済状況は今後ますます落ち込んでいくのではないかと心配しています。
4月末までならともかく、今夏・今冬もとなるとその影響は大きいのではないでしょうか。
(シーンとした暗闇で過ごすと、正直価値観も変わります・・・)
住宅ローンを変動で組んでいる人はその行方も心配でしょうし、
オール電化住宅やエコカーで盛り上がっていた需要も今後は見込めないでしょう。
早く日常に戻りたいけれど、前と同じ場所には戻れないだろう・・・と感じます。
日本が変わらなければいけない時なのかもしれませんね。
まだまだ不安定な状況は続きそうですが、前を向いてなくちゃいけませんよね。
現場で働く方や被災地の方々のために募金と祈ることくらいしかできないのはもどかしいけれど、
日本人の底力を信じましょう。
長々失礼しました。
追伸:
昨年12月中旬に、HNに使っている名前の愛猫が19歳で天国にいきました。
底の底まで落ち込んで、明るいコメントをする自信がなくてご無沙汰しておりました。
ペットがいるから避難所に行けない気持ち、同じです。
落ち着いてからでもいいからペットOKの避難所は出来ないのかなーなどと
しょうもないことを考えたりもしますw
黒豆おうじ、レポありがとうございます!気になっていたので注文したいと思います♪
* りーすけさん *
お返事が遅れてしまい申し訳ありません!
・・・寝込み2~3日+その他忙しさっていう感じで過ごしてました;;
一筋縄ではいかない震災で精神的に少しキツイな~ってのが本音ですが
りーすけさんはいかがお過ごしですか。
さて・・・りーすけさんの文章に、色々と考えさせられました。
>日本のお金が紙切れになることはないかもしれませんが、
経済的にかなりの打撃を受けたのは確かだと思います。
>
>
>そしてこのような例は一部ではありません。
世間では被災者の状況がクローズアップされています。
ですが実際のところは、損失は計り知れないところまで来ているのが
りーすけさんの言葉であらためて痛感しました。
ACジャパンのCM「日本みんなで」「日本頑張れ」の言葉に対し
偽善とかしつこいなどの批判がありますが、本当にそうしなければ
この国は立ち上がれない所にまで来ていることを、
りーすけさんの言葉のなかに痛感しています。
一方、医療者の立場で私は思います。「震災があった後だから
日本じゅうで自粛」と言うが、みんなで暗くなっては何も解決しないし、
健康な人間が不健康な人を癒すから、病気や心の病が治るのであって、
その平時の常識が震災が起きた後だからと変化するなどあり得ません。
自分は「医療畑の人間は経済に疎い」のご多分に洩れず、経済音痴です。
だからりーすけさんの文章には、心に残るものがありました。
書いて下さりありがとうございます。
P.S 書いてる傍から余震がありました。
この所余震が納まってきていると思っていた矢先の、昨日の強い余震。
そして、ある行事が過ぎたから?発表された今更感のある原発「レベル7」認定。
精神的にも色んなものがグラつく日々ですが、自分が試されているようにも思います。
今後も予断を許さない状況です。どうかりーすけさんも、お体にご留意ください。
追伸に対して:
りーすけさんとは、ニャンのHNだったんですね。
大切に育てられてきたことが、その寿命からも、言葉からも伝わってきます。
19年ですか。・・家族以外の何者でもないですね。旦那さんより親しかったり(笑)
そんな中で復活して頂きありがとうございます。
ニャンのりーすけさんは身軽な若い身体に戻り、いつも人間りーすけさんを天から応援してます!
>ペットOKの避難所は出来ないのかなー
今はペット社会なので、日本の避難所も再考の段階に来ているようにおもいました。
ちなみに暗いコメント気にしません(笑)