夢の国は、やはり夢の国だった!【その1】

ディズニー30周年
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30周年ディズニー

30周年ディズニー

報告が遅くなりましたが、1泊2日で、東京ディズニーシーとランドに、ハロウィーン時期に行ってきました。
(ほんまに遅いわ!って突っ込みはナシで;)

前回行ったのは、もう10年くらい前なのだ、おそらくは。だからちっとも要領を得なくて今回は手始めに、職場の「ディズニー通」男女2名から情報収集することにしてみた。

まず、基本的なことを知らない私がいた。
「え?ファストパスしらないの??」
なんすかその宇宙人を見るかのようなのまなざしは。ソレ、パスポートじゃなくて?
「‥そこからか(笑)」

人気アトラクションには、「時間指定の入場発券機」(ファストパス発券機)みたいなのが併設されているらしく、早めに現地に行ってそれで手続きを済ませれば「○時○分から」と入場する時間が記されたカードが出てくるらしいのだ。
印字した時間に戻ると、普通に待っている長蛇の列とは違う所から入場し、お目当てのアトラクションを楽しめる、という流れなのだといふ。
・・・と今は経験したから書けるものの、言葉の説明だけではちんぷんかんぷんだった。
ハテナがいっぱい顔の自分にそっと、「行ったら分かるよ」とささやいた彼ら。
一緒に行った相方に「そんなしくみあるの知ってた?」と聞いたところ「知ってた」と答えたけれども。ファストパスには枚数制限があって、それに漏れて仕方なく数時間もかけて待っているお客を横目に、隣の通路からスイスイ奥に入っていく自分たちにね、「すごい!ファストパスの威力!!!」
って言ってたところを見るとさ。やっぱ新鮮だったんでしょう?と言いたくなったけれども。

30周年だし、ハロウィーンだし。混んでるって噂は聞いてたし、どうなるかなぁと思ったけれど、結論から言うと、やっぱ夢の国は夢の国だった。
予報では天候不良だったので、行くのを控えた人も多くいたのか。現地では何に対してもそんな待たなかった。最高で1時間ちょっとくらいだ。中止になったアトラクションもなかったし、いつもの道を散歩していて穴場を見つけちゃったような、そんな展開になった。

行く前の一番の問題は食べ物だった。以前行ったのは、アレルギーが出る前。なんでも食べていた頃だ。
ディズニーという大ブランドはアレルギーも対策済みという。これは、ウォッチャーな自分としてはぜひ現地で食べる体験をしたい!!とかつてから考えていたことだった。

ディズニーのホームページには、アレルギー用に作られたページがある。そのリンクから電話で問い合わせた。訊かれたことは、覚えている限りでは以下の内容だ。
●アレルギーの種類。
●その他のアレルギーの有無。
●アレルギーのレベル。(対象の食材に対して、少しは食べれるのか、それとも全く食べられない)
●年齢。
そしてアレルギー持ちが必ず遭遇するこのセリフ付きだ。
●「コンタミネーションは保証できません」
「大丈夫です」はい自己責任です。言われ慣れてます。
なかでも、さすが夢の国!と感心した質問がこれ。
●小麦と表示されていても、セーフな食材はあるか
ここまで訊ねてくれる人は少ないけれどあるものの、聞いてこない割合の方が圧倒的に多い。「醤油は大丈夫です。穀物酢は控えています。少しでも小麦粉吸うと、おそらく生と死の狭間をさまよいます」
まぁ、略すとこんな風に答えた。

数日後、ディズニーリゾートから封筒が送られてきた。関係ないけど30周年記念バージョンだ。
ちょっと嬉しい(笑)

ディズニからのー手紙

ディズニからのー手紙

○グルテンフリーが可能なレストランの列挙
○大人サイズで頼めるグルテンフリー食事を提供しているレストランの表示
○予約が必須な店
○ポップコーンに代表される、ディズニー内で「屋台」のようなお店のアレルギー表示

基本的には子供のために考えられている印象だ。大人サイズでアレルギー食を提供しているお店は少ない。
そして小麦アレルギー云々関係なく、”5大アレルギー表示”だった食品もある。たとえば小麦アレルギー視点でみると関係ないことの多いアイスクリームが載っていたり、逆の意味でパンも載っている。
担当者によれば、アレルギー情報は頻繁に更新しているという。確かに届いた封筒にはポップコーンの「チョコ味」がなかったのだが、現地では私のようなチョコ好きにはたまらな~いイイ香りが建物の隙間という隙間まで(笑)漂っていた。食べたいなー食べれたらいいなー!の思いが、なぜか探しているうちに「食べれるに違いない!!」との確信に変わり、犬みたく香りに吸い寄せられるように歩いていた。
やっと場所を捜し求め、店の人にいそいそと声をかける。
「小麦アレルギーなんですが、チョコポップコーンは入っていますか?」
すぐアレルギー表が出てきた。店員二人と一緒にアレルギー表に群がる三人。
・・が、残念ながら小麦が入っていた。
根拠のない期待をしていただけに、振られた衝撃は大きかった。匂いや外見にピクリと反応をし「これ食べよう!!」と気分のまま食べられることが、どれほど恵まれたことか。
過去の自分を思い出し、不意に泣けてきそうになる。
一緒に行った仲間に気を使っていなかったといえば嘘になる。前もって店をチェックしてきたとしても、それがゼロにはならん。相手も同じだろう。ちょっと辛くなった。
暗い方面に行きそうな話はこれくらいにして。(まぁ夜だから。見える景色暗いしな)

仕事でレポート書いた直後だから文章割りとすらすら出てくるけど目が疲れました。。
(最近、老眼っぽいのは気のせいだろうか)
2に続く~

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